FLStudioでMIDIレコーディング(録音)で自動でクオンタイズされてしまう
FLStudioにて急ぎでMIDIリアルタイム入力中(recoding)、レコーディング停止後に自動的にクオンタイズされてしまうTrapを踏んでしまいました。今日はその問題と解決方法についてです。
問題となった症状
以下は発生手順です。
- MIDIレコーディングを開始する(赤丸をONにして再生)
- MIDIキーボードで入力を楽しむ
- MIDIレコーディングを終了する(再生を止める)
- 終了と同時に入力したMIDI(Note)がグチャグチャになる
入力されたMIDI(Note)の開始地点/終了地点がグリッドに合わせて寄せられてしまうという感じです。そのため、レコーディング後のチェックで再生して聞いてみるとタイミングがバラバラになっててビビります。パターンモードでもソングモードでもなるので、ピアノロールかプレイリストに原因があるのかなーと探していましたが全然見つからず原因特定に時間がかかりました。(英語でググってやっとこ到達しました)
解決方法
FLStudioには Global Snap という機能がありますので、そこがひとりでに入力されてしまったことが原因でした。自分含め初心者の方は「Global Snapってなんぞ?」と思われる方も多いと思います。丸で記した場所が Global Snap になります。
「Global Snap」はつまるところ、入力内容をクオンタイズする機能のようです(Input quantizing)。詳しくはドキュメントをご覧くださいなのですが、ピアノロール、プレイリスト、イベントエディタに適応されるとのことです。こいつを(none)もしくは適切な設定にすることで解決しました。
注意
ピアノロールやプレイリストにSnap機能がありますが、この機能ではありません。この機能が原因と勘違いし、調査に時間がかかった節があります…
参考
FL Studio - Snap to grid problem in piano roll with midi input recording