Spitfire AudioにてDownloadが0 byteから進まない
ブラックフライデーのセールにあやかり、SpitfireAudioで高額な「SYMPHONY COMPLETE」を購入しちゃいました。しかし、専用アプリケーションからのダウンロードが0Byteから進まずかなり焦ったので記事にしました!!
サポートとのやり取りにより無事解決にいたりました。
ちなみに購入した製品はこちらです。
Spitfire Audio — Symphony Complete
ブラックフライデーにて40%OFFでしたが、それでも$1599(181,622円…)
衝動買いを良くしてしまう人なのですが、アドレナリンどばどばな状態で購入したので、冷静になったときに青ざめてしまうような体験でした。皆さんも買い過ぎはお気を付けください!
これほど高額な商品だったが為、ダウンロードできなかった時はかなり焦りました!
購入された方で同じような現象にあった方の参考になれれば幸いです。
現象内容
Spritfire Audio で購入した商品は「Spitfire Audio App」というアプリケーションを介して受け取ることが出来ます。インストールしてログインすれば、購入した商品が陳列しておりますので、ダウンロードボタンを押下するだけです!
youtu.beしかし!!ダウンロードは0Byteから進まないし、画面がちょっと違うしでどこを疑うべきか全然検討がつかず、再インストールしたりファイアウォール設定したりプロキシ止めたりと思いつくネットワーク環境をいじりましたが全く改善されず。。
解決方法
完全に手詰まりになったので、サポートに連絡してみました。(右下にあるやつ)
英語全然できないけど何とか伝わったようです!
するとすぐに返信があり、下記URLのやり方でサーバー変えてみてねってことでした。
1.SpitfireAudioAppを一旦終了する
SpitfireAudioAppを起動してた場合は、×ボタンでウィンドウを閉じてください。
完全終了に10秒程かかるので、気持ち放置してください。
2.コンフィグを設定
まずは下記ディレクトリに移動しましょう。
C:\Users\”ユーザー名”\AppData\Roaming\Spitfire Audio\Settings
ユーザー名が分からないという方は「Windowsキー+Rキー」を同時押下し、下記画像のように文字を入力してOKを押してみてください。
%HOMEPATH%\AppData\Roaming\Spitfire Audio\Settings
すると”lm.conf”というファイルがあるので、メモ帳やテキストエディタで開きます。
内容を改変するので"lm.conf"はバックアップを取っておいた方が良いです。
下記画像はサクラエディタでファイルを展開しています。
その中に「"cdn": "cloudfront"」がありますので、それを「"cdn": "s3"」に変更します。
もしエディタを持っていない方はWindowsのメモ帳を使いましょう。
"lm.conf"を"lm.conf.txt"に一旦リネームします。
二重クリックでメモ帳として開くことが出来ます。
中身が見れましたら、「Ctrl+F」で"cloudfront"という文字を検索します。
見つけたら"cloudfront"を消して、"s3"に変更して保存(Ctrl+S)してください。
最後に"lm.conf.txt"を"lm.conf"にリネーム、元に戻したら編集完了です。
3.SpitfireAudioAppを起動する
SpitfireAudioAppを起動します。先程設定したコンフィグが読み込まれ、ダウンロード先のサーバーが変更されたので、ダウンロードできるか確認してみます。
(ここでガッツポーズ)
解決解説
"lm.conf"を設定することで接続するサーバー(ダウンロードするサーバー)を変更した訳ですが、実は「%HOMEPATH%\AppData\Roaming\Spitfire Audio\Settings」にあった"lm.log"を見て原因をなんとなく察していました。
2018-11-27 20:07:06.188303 [001376] [I] part 395629: requesting CloudFront URL
2018-11-27 20:08:08.168962 [001376] [I] part 395629: download timeout from CloudFront
ちょっと雑ですがこんな感じのログで、CloudFrontからタイムアウトが出てました。
恐らくCloudFrontにファイルが存在しないか、CloudFrontのセッション数制限にかかっていたか(あるのか分からんけど)というのが原因だったのかなーと思います。
なのでサポートに頼んで上げ直してもらうしか…と思って問い合わせたらS3にサーバーを切り替えてねという対応だった為、無事ダウンロードが開始できたというわけです。
CloudFront … Amazon CloudFront。キャッシュする為高速
S3 … Amazon S3。ただのクラウドストレージの為低速。
エンジニア的にはlm.confがJSONファイルだったりしてちょっと面白かったですが、英語でチャットは勘弁してほしい…(対応が円滑だったのは勿論素晴ら!)
余談
英語のチャット記録です。クソダサイ英語でも伝わるっぽいので、
分からなかったらガンガン問い合わせてみましょう。